小陰唇縮小手術で悩みを改善したい!効果のある治療法とは?
小陰唇に関する悩みとは?
小陰唇とは大陰唇の内側に接している左右一対のヒダの事です。普段は隠れている場所ですが、小陰唇が大きすぎる、左右差が違うといった悩みがよく聞かれます。小陰唇肥大の原因は先天性によるものも考えられますが、出産によるダメージや加齢によるたるみなども要因として挙げられます。小陰唇縮小手術のために形成外科に訪れるのは20~40代の女性がメインですが、将来の介護を意識して施術を希望する中年以降の女性も含まれます。人と比べる事もないため、自分の小陰唇のサイズは正常なのか判断が難しいところですが、足を閉じた時に大きくはみでる、下着に擦れて痛みが生じる場合は小陰唇が大きく、日常生活にも支障をきたす可能性があります。
小陰唇を理想の形にするには手術が必要
小陰唇が大きい、左右対称ではないといった悩みは、小陰唇縮小術で解決出来ます。60~90分程度の日帰り手術で、局所麻酔をして施術を行います。肥大した小陰唇の余剰皮膚分を切除し、個人個人の形に合わせてデザインして丁寧に縫合していきます。ちなみに小陰唇の形ですが、ハート型かりんご型が理想的とされています。縫合には吸収糸が使われる事が多く、抜糸のために通院する必要もありません。
小陰唇縮小手術による効果
小陰唇の見た目が悩みで手術を受けた人なら、理想通りの綺麗な形に整えられる事でコンプレックスも解消出来ます。その他、下着に擦れて生じていた痛みやデリケートゾーンからの悪臭、排尿時の尿の飛び方なども改善出来ます。さらに小陰唇は黒ずみも気になる部位ではありますが、色素沈着した部分を切除する事で黒ずみも目立たなくなります。また小陰唇は粘膜組織で血流も良いため、傷の治りも早いという特徴があります。傷跡も気にならないため、パートナーに手術を受けた事を知られる心配も不要です。
手術のデメリットと注意点
手術時間はそれほど長くありませんが、術後1~2ヶ月は赤みや固さが出てきます。症状が落ち着くまでは個人差がありますが、基本的に3~6ヶ月ほど経過すると元の状態に戻っていきます。また左右対称になるよう手術は行われますが、人の体は左右不対称であるため、手術した後も左右で差が出てくる可能性はあります。そして注意したいのが、手術を受けるクリニック選びです。小陰唇縮小手術は非常に繊細な施術で、例えば切除する部分が多すぎると、排尿時に尿が変な方向に飛んでしまう事があります。さらに陰核包皮や陰核の脚、大陰唇との境に注意して切除しなければ、自然な形になりません。ちょっとしたズレでも不自然なデザインになってしまうため、医師の技術力が問われるのです。満足できる仕上がりを求めるには、実績豊富な医師に担当して貰う事が賢明です。
小陰唇縮小術は医療行為になります。術後の経過観察など、アフターケアもしっかりとしてくれる、医師在籍のクリニックが無難です。